ふるさと納税って?

ふるさと納税とは

最近よく「ふるさと納税」という単語を聞きます。

今さらですが少しまとめてみたいと思います。

簡単にいうと全国の自分が応援したい市町村に寄付をして2000円の自己負担を超える住民税や所得税が限度額まで控除を受けられるという制度です。

そして、地域によっては地元の特産品などの返礼品がもらえるというものです。

2008年にスタートしたらしいのですが、今まではめんどくさいし、やり方もよくわかっていなかったのですが、今回確定申告をすることになったので始めてやってみました。

 

●一体いくらできるの?

 やはり一番お得に上限いっぱいまでふるさと納税をして、たくさん特産品をもらいたいですよね。

まずはどのくらい自分が寄付できるのか下記のサイトで調べてみてください。

 

控除金額シミュレーション | ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス]

 

こちらでだいたいの金額を知ることができます。

 

 

もっと細かく知りたい!という方は年末まで待つ必要があります。

ばぜなら所得税や住民税は1月から12月の所得を元に計算されるからです。

去年とほとんど収入が変わらないというかたは去年の源泉徴収票などをもとに寄付してもいいですが、心配な方は12月の最後の収入金額が確定するまで待ったほうがいいかもしれませんね。

 

収入だけでなく、生命保険の控除や、扶養家族が増えたなど控除によってもかわってくるのでご注意を。

 

年末にふるさと納税のサイトが混み合うのはこういった理由があります。

 

●ワンストップ特例制度って?

 普通のサラリーマンって一部の人を除いて確定申告ってしてないですよね?年末調整というかたちで会社などでまとめてやってくれているはずです。

 

そういった申告が不要な給与所得者について確定申告をしなくても寄付金控除が受けられるというものです。

 

ただし条件があって、ふるさと納税をする団体が5団体以内の場合で、ふるさと納税先に特例の申請をする必要があります。

(同じ団体に複数回寄付しても団体数は1というカウントになります。)

 

注意点としては

1、1月10日までに特例の申請書を送らなければならない

  ほとんどの市町村では寄付をした数日後に寄付をした証明書と、ワンストップ特例申請書というものが送られてきますが、年末くらいにしたひとはHPなどから自分で申請書をダウンロードして送ったほうが無難ですね。

マイナンバーカードの写しもしくは通知カードの写し+本人確認の写しが必要

 

2、申請書をだしたあとに住所変更があったときも1月10日までに変更届けを出す

 

3、ワンストップ特例したあとに確定申告をするとワンストップ特例が無効になる。

 例えばワンストップ特例をして、年内に寄付先に特例申請書をだして、年明け医療費が10万超えたから確定申告をする。そうするとワンストップ特例制度は無効になるので、確定申告でふるさと納税の申告をきちんとする必要があります。

 ですので、寄付先から送られてくる寄付金受領証明書は大切に保管しておいたほうが無難ですね。

 

●返礼品競争

本来は都心と田舎の格差をなくすため(例えば岩手出身の人が就職で東京にすむともちろん住民税は住んでいる東京に納められるが、それを故郷の岩手に納めることで地方にお金をおとす)というねらいがあったようですが、いまではどこもさまざまな返礼品を用意して多くの寄付を集めようとやっきになっていますね。

カニや高級なお肉など返礼品が豪華になってきています。

寄付金額の半分の金額の価値のあるものが返礼品になるなど本来の趣旨とは違う方向にいってしまっていました。

 

そのため総務省は返礼品の金額について寄付額の3割までに抑えるように自治体に要請しました。

 

たしかに、このまま争奪戦が進めば最終的には寄付額と同じ額になって寄付の意味がなくなってしまい、本末転倒になってしまいますからね……。

 

以上ふるさと納税について自分なりにまとめてみました。

 

次は確定申告とワンストップ申請両方やってみての違いを書こうと思います。

 

一万円の寄付でもお米15キロや普段食べれないブランド牛をもらうことができるので大変お得な制度ですよね!

いままでやっていなかったのを後悔しています。

私の周りにやっている人が少ないのでふるさと納税のよさを広めていきたいと思います。